こんにちは!
今日は症例報告をしていきたいと思います^ ^
50代女性、
今年の夏頃から左膝が痛くなり、腫れだし、
曲げ伸ばしが困難になった。普通に歩けない。
整形外科で、膝に溜まった水を抜いたり、薬を入れたりするものの、また数日後には痛みと腫れが出てくる。
少しずつ悪化しているように思える。
との事でした。
まず治療前後の写真をご覧下さい。


来院時は本当に膝の曲げ伸ばしが困難で、強い痛みも伴いました。
しかし治療後には、膝の可動域が広がり、動きに伴う痛みもほとんど気にならなくなった様子でした。
(歩行時、荷重時の痛みはまだまだありますが)
ではどんな治療をしていったかと言うと、
もちろん膝の関節も診たのですが、今回一番注目していったのは
【ふくらはぎの筋肉】、それも足首に近い所です。
普段から、膝の治療をしていく際に、僕が大事にしている考え方があります。それは、
【膝は、股関節や足首の影響を強くうけている】という事です。
膝と言う関節は、本来曲げ伸ばししかしない関節です。
そんなシンプルな動きしかしない関節に痛みが出る時と言うのは、多くの場合
〈膝に捻れるストレス〉が掛かっているのです。
そしてその、捻れるストレスを産み出すのが、
“グリングリンと自由な方向に動かす事が出来て、その分クセがついたり歪みが生じやすい”
〈股関節〉や〈足首〉なのです。

このお話をしたあと、患者さんご本人がハッとした顔をして、
『そう言えば、膝が痛くなる前に足首が痛くなったんです。』と仰っていました。
つまり、股関節や足首から生じている歪み(ストレス)を、
膝は緩衝材として受け続けているのです。
なので、
そのストレス自体をどうにか取り除いてあげない限り、
いくら膝の水を抜いても
いくら膝に薬を注射しても
いくら膝に湿布を貼っても
再び痛みがでて、腫れてきてしまうのです。
ここからの治療としては、
足首に一体何があったのか?股関節の動きを悪くする要素は?
となっていくのですが、めちゃくちゃ長くなってしまうので今日はココまでにします^ ^
とにかく大事な事は、
【膝自体が悪い訳ではなく、膝にストレスを掛け続けている真犯人を見つけ出す】こと!
膝の痛みでお悩みの方、病院に通っているが痛みを繰り返している方、
是非一度、ProStyleにお電話を^ ^