こんにちは!
今日も症例報告をさせて頂きます^ ^
70代、女性
昨年から、左の首が痛くなってしまい、
昼間はいいのだが、夜間トイレに起きようと力を入れると左の首に痛みが走るようになった。
今まで、整体院や接骨院に4カ所ほど行ってみて、それぞれ2回程行ったが変化が得られず辞めてしまった。
との事です。他にも、
左を向いたり、右前方に首を倒すと、同様に左の首や背中あたりに痛みが走る様です。
痛みの出る場所としてはこの辺りでした。

この方現在2回来て頂いてますが、だいぶ痛みがなくなり、夜に起きる時の強い痛みも出なくなったそうです。
では一体どこを治療して行ったのか?
この方、縫い物など、細かな作品を作るのが好きな方で、それもあって
背中が丸く
胸椎の動きも悪く
右肋骨がリブフレア気味で、それに伴い胸椎が少し左へ捻れていたりと
色々気になる所があるのですが…
一番痛みが減ったポイントはココでした。

ここは【腕橈骨筋】と呼ばれる筋肉で、
主に肘を曲げる働きをしています。
そしてこの筋肉は、【筋膜ライン】と呼ばれる〈筋肉の膜の繋がり〉で首スジにも繋がっているのです。(細かい筋肉の名前などは難しくなってしまうので説明を端折ります。)

なので、この前腕にある腕橈骨筋が硬くなり上手く伸びなくなってしまうと、
その腕橈骨筋の緊張・短縮が、筋膜ラインを通じて首の筋肉をも引っ張ってしまい、
いざ首が動いた際に痛みが生じるのです。
このように首の痛みは、
肩甲骨周りの筋肉や、肋骨や背骨の状態、腕の筋肉の硬さなど、
色々な方面からの影響を受けて現れますので、多角的な見方が出来るかどうかが肝心です。
いかがだったでしょうか?
この腕橈骨筋は、膝を曲げて細かい作業をする方や、PC仕事などデスクワークをやられる方も硬くなりやすい傾向がありますので、
普段細かい作業やデスクワークが多い方で首・肩に痛みや張り感がある方は、試しに腕橈骨筋をマッサージしてみて下さい。
それだけで、少し楽になるかも知れません^ ^
それでもなかなか改善しない首や肩の痛みに悩んでいらっしゃる方は、
是非一度、ProStyleにお電話下さい^ ^